大阪最宴祭

「大阪最宴祭」は、関西の謎解きを盛り上げるために2017年に始まったフェス型イベント。多数の団体が一堂に会して「謎解き」と「脱出ゲーム」の短尺公演や体験を次々に展開した。 入場はフェス専用のチケット制（公演参加費は別途）で、プレミアム／EX／通常の3種を用意。事前予約→当日入場の導線や、予約枠が余った場合の当日券など、回遊しやすい運営設計が特徴だ。入場券は必携、予約は先着順という明快なルールで、チケット種ごとの入場順も設定されている。 “関東ばかりでなく関西でも”という発想から育ったこの文化祭は、2024年に蔵前の「街ハック！」で「東京最宴祭」も実施し、大阪発の熱量を都内へ橋渡しした。フェスの魅力は、多様なスタイルの謎解き／脱出ゲームを一日でハシゴできること。ビギナーはまず体験から、経験者は狙い撃ちで“解き応え”に挑む——そんな“自由な遊び方”ができる関西発のハブである。