“上級者の脳を、最短距離で揺さぶる”。個人制作の謎解きクリエイター「あまつパイセン」は、対面型の公演とオンライン発信を横断する注目の存在だ。代表作のひとつ『FASTEP（ファステップ）』は、“First stepをFastに駆け抜ける”というコンセプトの高難度メタ型。体験型の謎解き／脱出ゲームに深く慣れ親しんだ層をターゲットに、各回1チーム・1〜4人、拘束約100〜120分のルーム型で挑ませる。会場は池袋のレンタルスペースを拠点に展開し、メンバー向けにnoteで優先枠も案内する。制作・運営だけでなく、noteでの公演評や制作ノート、チケットの開催カレンダー発信まで自走。“解く快感”を最大化するギミックと導線設計で、謎解きと脱出ゲームの“上振れ体験”を追求するクリエイターである。本作は“謎解きイベントへの参加経験100公演以上”を目安に掲げるほどの挑戦設計で、体験の暗黙知を活かした“メタ”な読み解きを要求するのが特徴。 過去には“わんこ謎2DX”など小謎連打型の公演や、“マジバコ“のような体験を重視した公演まで幅広く制作し、やさしいヒント運用とテンポで、謎解きの楽しさを幅広く提示してきた。“遊び手の知識を武器に戦う”というアプローチで、他団体の謎解きや脱出ゲームとは違う“上級者のための遊び場”を切り拓いている。