謎解き、イマーシブ、展示イベントなど、近ごろは体験型イベントの形も多様になってきました。
筆者もこれまでさまざまなタイプの体験型イベントに参加してきましたが、その中でも、ひときわ気になるイベントが「ESCAPE.ID」に登場しました。
それがこちら――
ヌル・アーデン展です。

イベント詳細・チケット購入は→体験する美術館 ヌル・アーデン展
体験する美術館…?絵画×イマーシブ×謎解き…?
イマーシブと謎解きに、さらに“絵画”まで掛け合わさるとは、一体どんなイベントなのでしょうか…!
そして、そもそも「ヌル・アーデン」ってなに?
そんな疑問を抱えながら、実際に体験してきました!(ナビゲーター:おゆき)
小川町に現れた、謎のギャラリー
会場は、小川町駅から徒歩1分ほどの場所にあるギャラリー。こちらのビルの4階・5階にあるようです。
建物はとても綺麗で新しく、いかにも展示イベントが開催されていそうな雰囲気があります。

よく見ると4階に、「ヌル・アーデン展」のポスターがありました。
階段を上がっていくと、こんな掲示が。

どうやら私たちは、ポスターを見て「ヌル・アーデン展」を訪れた来場者、という設定のようです。
どんな作品が見られるのか、自然と期待が高まります。
不思議な展覧会のはじまり
時間になると扉が開き、中から一人の人物が現れました。
「ヌル・アーデン展にご来場の方ですか?」
案内してくれたのは、森屋さんという方。まずは今回の展示について説明をしてくれるようです。
会場に入ると、まず目に入るのは一枚の絵。

美しさと、どこか不気味さも感じる、不思議な作品です。

この展示では、「ヌル・アーデン」という名前以外すべてが謎に包まれた、正体不明の画家の未公開作品を鑑賞できるとのこと。
なるほど、ここまでは“少し変わった展覧会”といった印象です。
森屋さんに案内され、他の絵も見て回ろうとした、その時――
……ただの展覧会で終わるはずがありませんよね。
ここから先で何が起こるのかは、ぜひ会場で確かめてみてください。
絵画と体験が融合した、新しい展示
体験の中では、東京藝大を卒業されたアーティスト・荒巻まりのさんが、このイベントのために描き上げた絵画が、全部で12枚登場します。
どの作品も美しく、どこか不思議で、純粋に“絵を見る楽しさ”を感じられます。

もちろん、ただ鑑賞するだけでは終わりません。作品を見ながら、不思議な言語を読み解き、謎解きに挑戦していきます。
暗号解読とひらめきの両方が求められる謎解きでした!

1回あたりの参加者は最大4名と少人数。そこに2名のキャストが加わり、物語は進行していきます。
最初は“展示を見に来ただけ”のはずだったのに気づけば物語に入り込み、“自ら関わっていく”ことが求められます。
登場人物とコミュニケーションを取りながら物語を進めていく、非常に贅沢な体験でした!
一貫した世界観と、安心して楽しめる体験設計
終了後、同行メンバーにも感想を聞いてみました!
今回のイベントは、世界観に一貫性があり、体験設計がしっかりされているので、複数の要素がバラバラに感じられることがなく、没入感が生まれていたようです。

“暇を感じさせない展示”を目指して
この体験はどのようにして生まれたのでしょうか。制作の背景やこだわりについて、プロデューサーの方にお話を伺いました!
「観る」から「関わる」へ
今回の「ヌル・アーデン展」は、ただ作品を“観る”だけの体験ではなく、自ら関わり、楽しむことで完成する体験でした。
“暇を感じさせない展示”という言葉の通り、気づけば動き続け、考え続けている――あっという間の時間でした!
楽しみ方が自分に委ねられているからこそ、自分なりの楽しみ方を見つけることができます。
“観る”から“関わる”へ。そんな新しい体験を、ぜひ会場で味わってみてください!!

イベント情報

・公式ホームページ:体験する美術館 ヌル・アーデン展
・開催期間:2026/04/16 ~ 2026/05/15
・各回開始時間:18:00- / 19:00- / 20:00- / 21:00- / 22:00-
・チケット販売サイト:https://escape.id/kyoukaiart-org/e-null/
ナビゲーター:おゆき(X:@oyuki_nazo_)