渋谷のセンター街に、日本語も電波も通じない路地が出現しているらしい。
入場条件は「機内モードのスマホ」と「烏龍茶」。
何それ……
行くしかねえ!

こんにちは、なぞのデザイナーです。
サントリー烏龍茶の発売45周年を記念して、渋谷に4日間だけ“異国”が出現しました。
その名も『烏龍紀行』。入場無料・予約不要で、会期は10月12日(月・祝)までです。
こんなん楽しみすぎるし行くしかない。というわけで初日に飛び込んできました!!
出発はセンター街の路地から
会場はセンター街の「渋谷Lストリート」。
ちょっと分かりにくいので先に行き方を。
JR渋谷駅のハチ公口を出たら、スクランブル交差点を渡ってセンター街へ。
少し進んだ左手に、会場の路地の入口があります。

着きました。

……いや、入口からもう違う国だ。
まだギリギリセンター街にいたはずなのに、見上げると中国語の看板しかない。
そして入口の脇には、こんな札が立っていました。

つまり……
サントリー烏龍茶を飲む人しか入れない!
ドレスコードならぬドリンクコード。最近のイベントは進んでますね。
とはいえ烏龍茶は入口でもらえるので、手ぶらで来ても大丈夫です。

渡されるのは、キンキンに冷えた「サントリー烏龍茶OTPP」600ml。これが今日のパスポートです。

続いてカラーコーンには、こんな案内が。

スマホを機内モードに。飛行機に乗る前に毎回やるアレです。
本当の旅行でもやる手順なので、ここで旅のスイッチが入ります。「紀行」ってタイトルにぴったりの導入。
最後に「トラベルノート」を受け取って、いざ入場!


屋台の肉まんと通じない言葉
路地に入ってすぐ、肉まんの屋台「王记包子」が現れます。

さっそく買ってみよう……と思ったら、ここで注意点がひとつ。
店員さんには、日本語が通じません。
接客はぜんぶ外国語です(日本語のサポートが必要なときは、受付の外のスタッフさんが対応してくれます)。

肉まんは税込150円(クレジットカード・各種キャッシュレス決済に対応)。
いざ注文……となった瞬間、完全にワタワタしました。
結局、隣にいたみねたさんの発音を必死に真似して、あとは身振り手振り。なんとか買えた!

あと、店員さんがとにかくフレンドリー!
テーマパークの「キャスト」というより、この路地で毎日肉まんを売っている人の接し方。
だからこそ、ここがどこかに本当にある路地に思えてきます。
ちなみに肉まんは小ぶりで、烏龍茶と一緒に食べるとちょうどいいサイズでした。
同行のみねたさんは海外が大好き。入ってからずっと楽しそうです。

本物の質感、路地が完全に異国に
あらためて路地を見渡した感想は、これです。
……
本物や!
「再現度が高い」とか「それっぽい」とか、そういう言葉を使いたくなくなるくらいの質感。相当なリサーチを積み重ねて作っているのが伝わってきます。

ふと耳に入ってくるのはガヤガヤした雑踏の音。
この音、実際の雑踏を録ってきたものらしいです。見た目だけじゃなく、音まで「中華」。
そしてここからは、デザイナーとして唸ったポイントをご紹介!
① ダンボール

ダンボールも看板も、中国語のフォントで組まれています。同じ漢字でも日本語と中国語のフォントでは字の形やニュアンスが結構違うんですよね。自分も中華風のデザインを作るときは中国語のフォントを使いますが、使い方が非常にうまい。
しかも刷って終わりじゃありません。剥がれ・破れ・汚れといったエイジング(わざと古びさせる加工)まで入っている。つまり、わざわざ汚しているんです。
この一手間どころじゃない手間が、ここはリアルだという説得力を持たせるのです。
② 屋台食堂の厨房

鍋も食器も、ちゃんと使われている気配があります。寸胴鍋からは湯気まで。細かい〜〜〜好き〜〜〜!

③ 室外機
個人的にいちばん「やられた」のがこちら。

台湾でめちゃくちゃ見た景色だし、香港にあった今はなき「九龍城砦」っぽさもあります。
……でもこれ、たぶん元からそこにある本物の室外機なんですよね。
街にもともとあるものまで味方につけて、空間を完成させている。さすがです。
ほかにも自転車、鉢植え、壁の料理写真。どこを切り取っても抜かりなし。




路地の奥は、金属のテーブルが並ぶ飲食スペース。みんなで写真を撮りながら肉まんをかじっていたら、昔台湾に行ったときのことを思い出しました。楽しい。

おみやげはインスタント写真とステッカー
路地ではカメラマンさんがインスタント写真を撮ってくれます(1人1枚)。

路地の先の土産屋台では、限定ステッカーを3種類から選べます(先着)。トラベルノートに貼れば、旅のアルバムの完成です。

このステッカーまで含めて、デザインにスキがなさすぎる。
「はいチーズ」の中国語版「1,2,3 茄子!」に、荷物預かり証風の「行李寄存证」。預かり証の「1981-2026」は、サントリー烏龍茶が缶で発売された1981年から45周年の今年まで、ってことかもしれません。芸が細かい。
可愛すぎて、貼らずに持って帰りたいという人もいました。
出口にはXのキャンペーンの告知も。公式X(@suntory_oolong)をフォローして対象の投稿をリポストすると、オリジナルデザインの「写ルンです」が抽選で100名に当たります(10月13日(火)まで)。

この“旅”が生まれた理由
会場で、担当者の方に少しお話を聞けました。
サントリー烏龍茶はもともと、発祥の地である中国の文化や世界観を押し出してきていました。

その世界観を、いまの時代にイベントの形でやってみたのが『烏龍紀行』とのこと。
なるほど。振り返ると、受け取ったのは烏龍茶と、それを片手に歩く旅でした。
説明じゃなく、体験で渡してくる。ここも仕掛け方が非常に上品です。
旅立つなら10月12日まで
『烏龍紀行』は、渋谷から0秒で行ける旅行でした。
初日の夕方に行きましたが、中はたくさんの人で賑わっていました。会期は10月12日(月・祝)まで。最終日は18時で終わるのでご注意を。入場無料・予約不要です(混雑時は整理券を配布)。

読んだ人には、ぜひ行ってみてほしいです。
それでは……
よい旅を!

イベント情報

🎯 『烏龍紀行』by「サントリー烏龍茶」
- 🗓 開催日:2026年10月9日(金)〜10月12日(月・祝)
- 🕒 時間:12:00〜20:00(最終日は18:00まで)
- 📍 会場:渋谷Lストリート(東京都渋谷区宇田川町26-7)
- 💴 料金:入場無料・予約不要(混雑時は整理券を配布)/肉まんは税込150円(クレジットカード・各種キャッシュレス決済対応)
- 🙋 主催:サントリービバレッジ&フード株式会社
- 🌐 ニュースリリース:https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/2026/SBF1740.html
- 🌐 サントリー烏龍茶:https://www.suntory.co.jp/softdrink/oolongtea/
ナビゲーター:なぞのデザイナー